常伏 ( とこぶし ) ・流れ子

時候 晩春(4月)~仲夏(6月)

ミミガイ科の貝でアワビに似た 螺貝 ( つぶがい ) の一種でアワビより小さく、足の速さから流れ子の別名がある。

分布 本邦では日本海側。太平洋側で北海道南部から九州地方・南西諸島に生息。潮間帯(満潮は海で干潮は陸)の岩礁の下か、水深10m以浅の外洋に面した岩礁に棲む。季節になると魚屋・市場に出ていたが、今では見かけない。

特徴 トコブシとアワビの見分け方は出水孔の穴の数で判別する。アワビは4から5個なのに対しトコブシは6から7個と多いので分かる。殻長7㎝、殻幅5㎝で殻表は黒褐色、内側は光沢がある。

雌雄異体で生殖腺は雌が緑色、雄は灰色。

産卵期は9月から10月で出水孔から卵巣と精子が放出され、体外受精する。

味はメガイのように軟らかく煮貝にする。美味な貝。旬は4月より6月。

漁法 手探り漁(潮間帯を利用)で採られる

料理 生食 煮貝(前菜の肴) バター焼き

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