八目鰻 ( やつめうなぎ )

時候 晩秋(10月)~初春(2月)

八目鰻は魚類ではなく円口類(生きた化石)で非常に原始的な 脊椎 ( せきつい ) 動物。ヤツメウナギ科に属し、細長く外見はうなぎの形であるがうなぎで無く、食味も全くかけ離れている。

分布 太平洋側では茨城以北、日本海側では島根以北に生息。北海道、秋田、山形、新潟各県などの日本海に注ぐ河川で多く獲れる。北海道江別市では2001年まで毎年ヤツメウナギ祭りが開催されていた。種類は河八目(食用)と砂八目(食用になるがあまり食べない)の2種類。

特徴 体の両側に7対の ( えら ) があり一見眼のように見えることから本来の眼と合せて八目と呼ぶようになる。 ( あご ) がなく、 ( ふん ) はスポイト状で口は吸盤状、奥に歯(口の周りに刺が密集し)、魚体に吸いつき魚の肉をはぎ取って食べる)。中骨はすべて軟骨である。

体長は60㎝で、川で生れ幼生期から若魚まで2年程川で過した後に海に降りる。海では2年程生活し、繁殖期になると河川を9月から10月に 遡上 ( そじょう ) する。翌年の春3月から4月に産卵し寿命を終える。主な河八目は日本海で多く獲れ、漁は10月から2月であり、滋養強壮や夜盲症(鳥目)の薬として用いられる。

食味は鳥のレバーの食感。

東京には八目鰻専門店数軒あり、日本産の他にアメリカより輸入。

旬は10月より2月。

漁法 ヤス 手づかみで漁獲される

料理 味噌汁 蒲焼き 煮物(醤油・砂糖で甘辛く煮込む)

※砂八目は主に太平洋側で獲れる。体長10㎝。食用になるがほとんど食べない。

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