阿房宮 ( あぼうきゅう ) 阿房菊 ( あぼうきく )

時候 晩秋(十月中)~初冬(十一月上)
※9月頃より出回る

キク科キク属の多年草。奈良時代に薬用として渡来。平安時代初期より「重陽の節句」の観賞が主。食用は江戸時代初期より。花には苦味がなく香りのよい種が用いられる。黄菊の大輪「 阿房宮 ( あぼうきゅう ) 」(阿房菊)は色彩の美しさ、上品な香気、甘味を有する。主産は青森県南部(八戸市)・岩手県。10月上旬に収穫。加工品には〝菊のり〟が有名。他に黄菊には「 湯沢 ( ゆざわ ) ( ぎく ) 」(秋田)「 ( きん ) 唐松 ( からまつ ) 」(新潟)「 蔵王 ( ざおう ) ( ぎく ) 」(山形)など。刺身用のつま「小菊」の主産は愛知県。周年出荷。

料理 酢の物、汁の実、和え物、天婦羅、漬け物。

茶事 煮物椀で、粥で、各一句。

一 味を増す 香る菊花 汁の友

行平 ( ゆきひら ) に 粥の煮え花 散す菊

この記事や俳句いかがですか?

もし気に入りましたら、下記のボタンで教えてください。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。