歳時記 冬 十一月

時候

( ふゆ )  三冬

( さん ) ( とう )   ( きゅう ) ( とう )   ( げん ) ( とう )   ( げん ) ( てい )   ( ふゆ ) ( しょう ) ( ぐん )

「立冬」(十一月七日頃)から「立春」(二月四日頃)の前日まで、をいう。陰暦の十・十一・十二月、陽暦の十一・十二・一月に当る。「三冬」は初冬、仲冬、晩冬のこと。「九冬」は冬季九十日のこと。冬の宿・冬の庭・冬の町・冬沼・冬の浜。

( りっ ) ( とう )  初冬

( ふゆ ) ( ) つ  ( ふゆ ) ( はい ) る  ( ) ( ) ( ふゆ )   ( ふゆ ) ( )

十一月七日頃に当る。二十四節気の一つこの日から冬に入る 立冬の朝は「今朝の冬」

十一月 ( じゅういちがつ )  初冬

陽暦十一月、冬とは言っても、小春日和が続き、行楽に良い季節であるが、何かしら冬の訪れを感じる。

初冬 ( はつふゆ )   初冬 ( しょとう )

「冬季の初め」をいう。冬の訪れ、何か寂しい気分を誘う。

神無月 ( かんなづき )  初冬

時雨月 ( しぐれづき )   神有月 ( かみありづき )   初霜月 ( はつしもづき )

陰暦十月の異称。この月は諸国の神々が出雲の国に旅立たれるため、神々は留守であるので ( かみ ) ( ) い月、「神無月」という。出雲の国では「神有月」という。

( ふゆ ) めく 初冬

自然の動きは冬らしくなってきたことをいう。

小春 ( こはる )  初冬

小春日 ( こはるび )   小春日和 ( こはるびより )   小六月 ( ころくがつ )   小春風 ( こはるかぜ )   小春凪 ( こはるなぎ )

陰暦十月を「小春」という。この頃風、雨も少なく、最も気候の温和な時。春に似た日和が続くことが多い。小六月ともいう。

冬暖 ( ふゆあたたか )  三冬

冬ぬくし

冬になり、数日にわたって冬とは思わぬ、春のように暖かい日が続くことをいう。

天文

神渡 ( かみわたし )  初冬

神無月は吹く西風で、神々を出雲に旅立つ。送る風のこと。風に乗って各地の神々は出雲へ向う。

初時雨 ( はつしぐれ )  初冬

その冬初めて降る「時雨」のこと。いま降ったかと思うとすぐ晴れる。春は春時雨、秋は秋時雨。

初霜 ( はつしも )  初冬

その冬初めて降る「霜」をいう。屋根にうっすらと白く降りたのは美景である。

冬日和 ( ふゆびより )  三冬

冬晴 ( ふゆばれ )   冬麗 ( ふゆうらら )

「冬の晴れた日和」のこと。日本海側は晴の日少ない、太平洋は多い。

( こがらし )  初冬

木枯 ( こがらし )

初冬に吹く強い風。木の葉を吹き落す。「木を吹き枯らす」ということから来た言葉。

時雨 ( しぐれ )  三冬

( あさ ) 時雨  ( ゆう ) 時雨  小夜時雨 ( こよしぐれ )   村時雨 ( むらしぐれ )   ( つき ) 時雨  ( やま ) めぐり  松風 ( まつかぜ ) 時雨 ( しぐれ )

初冬の頃に多い。いま降ったかと思うと、すぐ晴れる。春は春時雨。秋は秋時雨。

生活

文化 ( ぶんか ) ( )  初冬

十一月三日を「文化の日」と定めた。祝日、元は「明治節」。

( かみ ) ( たび )  初冬

神渡祭 ( かみわたしまつり )

陰暦十月一日、諸国の神々が出雲の国に旅立たれる。そして十月三十日それぞれの国へ

還るという伝説。出雲の国以外では陰暦十月は「神無月」という。

神送 ( かみおくり )  初冬

全国の神々が出雲へ旅立つ。それを神送という。

( かみ ) 留守 ( るす )  初冬

陰暦十月は神々は出雲に出かけるので、この月中は「神が留守」であるという。陽暦の十一月頃神の無い月、「神無月」という。

炉開 ( ろびらき )  初冬

炉開茶会 囲炉裏開く  塗炉縁 ( ぬりろえん )   木地炉縁 ( きじろえん )

冬期十一月から炉に変る。 風炉 ( ふろ ) (五~十月)を ( てっ ) して炉を開く。茶人は「茶の正月」と申し特に大切にする行事。十一月三日を持って炉開きをするが、地方により異なる。東北地方では十月末、九州は十二月冬至。自然の流れでは柚子が色づくころが最適。昔は陰暦十月初旬(亥の日を選ぶのが吉例)。

口切 ( くちきり )  初冬

口切茶事 ( くちきりちゃじ )   口切茶会 ( くちきりちゃかい )   ( ちゃ ) の口切 口切

炉開きの日には、その年の「新茶」を壺に入れ、夏を過した壺の封を切って、始めて「新茶」を用いる。この日は茶室の一切を更める。畳・障子・茶道具の類を一新するのがならい。最も 厳粛 ( げんしゅく ) な茶事。

( ) ( )  初冬

陰暦十月の亥の日に餅をついて祝う、農家の行事。陰暦十月は亥の月に当る。猪は子を多く生むから、実際には初の亥の日に祝うことが多い。「亥の子の神は田圃の神」と信じ、餅を搗き供える。

達磨忌 ( だるまき )  初冬

陰暦十月五日、 菩提達磨 ( ぼだいだるま ) の忌日であり、禅宗の寺院では 法会 ( ほうえ ) が行われる。達磨はインドの髙僧。中国にはじめて禅宗を伝えた人。

( とり ) ( いち )  初冬

一の酉 二の酉 三の酉  熊手 ( くまで )   熊手市 ( くまでいち )  おかめ市 頭の芋

東京浅草、 ( おおとり ) 神社で十一月の酉の日に行う。この市の特色は、縁起物の商いで熊手(商売繁盛)を買い求める人が来る。当日は熊手・頭の芋(八ツ頭)を売る店がぎっしりと並ぶ。一の酉、二の酉、三の酉と続く。本来は武運を祈る神。

熊手 ( くまで )  初冬

酉の市で売る縁起物の一つ。「熊手」は福徳を掻き込むという意味。大小さまざま。おかめの面他縁起物が多数付いている。

箕祭 ( みまつり )  初冬

( もみ ) をふるう時に用いるもので、米の収穫後に箕を ( まつ ) って祝う。今日では行われない。 箕納 ( みおさめ )

鞴祭 ( ふいごまつり )  初冬

十一月八日、鞴を用いる職種の祭り。 鍛冶屋 ( かじや ) ( ) ( もの ) ( ) 、銀細工師など。 注連縄 ( しめなわ ) を張り、神様にみかん、餅、酒を供える。

芭蕉忌 ( ばしょうき )  初冬

翁忌 ( おきなき )   桃青忌 ( とうせいき )   時雨忌 ( しぐれき )

陰暦十月十二日。俳聖松尾芭蕉の忌、元禄七年、大阪で逝く。行年五十一才。

七五三 ( しちごさん )  初冬

十一月十五日。数え年で男児は三歳、五歳、女児は三歳と七歳になると、女児は振袖を着て。男児は ( はかま ) 穿 ( ) いて、氏神に詣でる。「千歳飴」は境内で求めるもの。親戚回礼する。今は洋装も多い。

帯解 ( おびとき )  初冬

紐解 ( ひもとき )   紐直 ( ひもなお )

十一月十五日。女子七歳の祝で、 付紐 ( つけひも ) から帯を締める式。今は「七五三の祝い」として行う。昔は盛んであった。

袴着 ( はかまぎ )  初冬

十一月十五日。男子五歳の祝い、始めて袴を 穿 ( ) く祝い。今は「七五三の祝い」として行う。昔は盛んであった。

髪置 ( かみお )  初冬

十一月十五日。昔は男女三歳までは「青坊主」に剃っていた。男女ともはじめて髪を伸ばす祝い。今は名ばかり。

棕櫚剥 ( しゅろは ) ぐ 初冬

棕櫚の皮は初冬幹から ( ) ぐ。紀伊(和歌山)が有名。水に浸し、 ( つち ) で打って柔らかくし、毛を引き抜き、そろえて 刷毛 ( はけ ) ( ほうき ) に加工する。超高級品。表具師。

鷹狩 ( たかがり )  三冬

放鷹 ( ほうよう )   鷹野 ( たかの )   列卒 ( せこ )  鷹の ( すず )

飼いならした鷹を放って飛ぶ鳥を捕る狩である。「 放鷹 ( ほうよう ) 」、「 鷹野 ( たかの ) 」などともいう。古くから行われ、徳川時代最も盛んである。明治になり銃猟になり廃れる。鷹狩はイヌタカ・オオタカ・ハイタカ・ハヤブサで訓練する。今日の鷹狩は数少ない人によって守られている。

鷹匠 ( たかしょう )  三冬

鷹の飼養をつかさどり、鷹狩を行う役人のこと。

冬構 ( ふゆがまえ )  初冬

冬の風・雪・霜など防ぐ為に、北窓を ( ふさ ) いだり、風除けを設けたり、雪国では「雪囲い」をする。雪の少ない所では、「霜除け」など庭木の守だてを構ずる。

北窓塞 ( きたまどふさ ) ぐ 初冬

北日本などでは、冬の寒い風当の強い、北側の窓を ( ふさ ) ぐ。外から板や ( むしろ ) などで覆ったり、目貼などをする。

目貼 ( めばり )  初冬

隙間張 ( すきまはり )

北日本では窓の隙間に紙を貼り、寒さに備える。これをいう。

風除 ( かぜよけ )  三冬

風囲 ( かぜかこい )   風垣 ( かぜかき )

冬期の寒風は北西の方から吹いてくる。家の北側に垣根(板、 ( わら ) 、芒、 ( あし ) など)を作る。「風囲い」には木を植えたりもする。

新嘗祭 ( にいなめさい )  初冬

新嘗 ( まつり )  しんじょうさい  大嘗祭 ( だいじょうさい )

宮中の祭事。昔は十一月中の卯の日、今日では十一月二十三日行われる。今年の初穂を神に供え、天皇も共に食される儀式。

天皇即位後最初の「新嘗祭」は特に「大嘗祭」という。現在はこの日を「勤労感謝の日」。

新農祭 ( しんのうさい )  初冬

十一月二十三日。薬種問屋が集まる大阪市東区道修町の「 少彦名 ( すくなひこな ) 」の例祭。今では大阪の年中行事となる。一月の「十日戎」から祭が始まり、十一月二十三日で終るので「とめの祭」と呼んでいる。八代将軍吉宗公から薬品市場を開く事許され発達。神農は中国の医薬の祖。少彦名命は日本医薬の祖。縁起物として張子の虎が売りに出される。「 張子 ( はりこ ) の虎」は虎骨で製した丸薬の代りで疫病除け。

報恩講 ( ほおんこう )  初冬

陰暦十一月二十八日。浄土真宗開祖。新鷲上人の命日。東本願寺(十一月二十二~二十八日)西本願寺(一月十~十六日)まで 御亡夜 ( おしきや ) が行われる。

網代 ( あじろ )  三冬

網代の ( とこ )  網代 ( もり )  網代 ( )  網代 ( くい )

漁法の一つ。湖、川、入海などに小柴・小竹などを立てつらね魚を誘導し、その道の終りに ( ) をかけ、集まる魚を取る。我国古来からの漁法で素朴な趣がある。網代を守る人を「網代守」という。

柴漬 ( ふしづけ )  三冬

水中に、沢山柴をからげ沈めて置き、小魚が集まって来る。これを簀などで囲い、柴を取り去り、舟から「たも」で魚をすくい上げて捕える。沼や川、小川などに仕掛ける。

竹瓮 ( たっぺ )  三冬

細竹を円筒形・紡錘形に編み一方を閉じ、一方を魚の入口にして出られぬように仕掛をした魚具。小舟で午後に沼や川に十個位を縄でつないで沈め、明朝引揚げる。うなぎや川魚を捕る。北国では夏に行う。

神迎 ( かみむかえ )  初冬

陰暦十月三十日、出雲大社に集まった全国の神々がそれぞれの国へ還るのをお迎えすること。

蕎麦刈 ( そばかり )  初冬

蕎麦には「夏そば」、「秋そば」の二通りあり、秋そばは粒が大きくそばと言えば「秋そば」をさす。「そば刈」は初冬の十一月に刈り取る。

麦蒔 ( むぎまき )  初冬

「麦蒔」は十一月~十二月にかけて行う。寒い頃で ( うね ) を立てた所に「麦の種蒔き」をする。初春になって土踏みをし、五月頃刈り上げる。

大根引 ( だいこんひき )  初冬

「大根」の収穫は種蒔して三ヶ月後の十一月末頃である。盆が明けて土おこし畝を作り、八月末から九月上旬にかけ種を蒔き、三ヶ月後に立派な「大根」になる。「大根」は沢庵漬用と煮炊用に大別される。沢庵用は引いて、洗って、二~三週間程干して漬ける。糠は ( もち ) ( ごめ ) 用を用いるとよい。

煮物用大根は冬期間貯蔵するため菜を落し、土の中に逆さまにし、土をかけて置くと明春まで新鮮に食べられる。煮物用は「宮重大根」、「青首大根」が主である。

大根洗う 初冬

昔はどこの家でも「沢庵」を漬けたもの。大根洗うのも恒例に小川で、井戸水を使用。藁縄をまるめて、亀の子 束子 ( たわし ) に軍手をはめて洗う。

大根干す 初冬

田舎の軒先に沢山の大根を干す光景は心が休まるもの。二・三週間後には干し上る。目安は大根を曲げ頭部と尾がつくのが良い。糠は糯米良い。塩・昆布・干柿の皮・鷹の爪を用意。

切干 ( きりぼし )  初冬

千切干 ( せんぎりぼし )   白髪切干 ( しらがきりぼし )

大根を薄く切って干したもの、切り方にも細め、太めなど好み。湯を通し、寒風に当て、数日で干し上げる。

沢庵漬 ( たくあんづけ )  三冬

江戸時代の名僧。沢庵和尚(一五七三~一六四六年)の考案による漬物として有名。漬物用大根を二・三週間干し、糯米の糖( 粳米 ( うるちまい ) の糠でも良い)・塩・昆布・干柿の皮・みかんの皮・鷹の爪にて漬ける、古くからの漬物。黄色く色付けは梔子の実を用いる。伝統の漬け方は美味である。

蒟蒻掘 ( こんにゃくほ ) る 初冬

蒟蒻の原料「蒟蒻薯」を掘る。十一月から十二月にかけ、四・五年もの 根茎 ( こんけい ) を掘る。群馬県北甘楽郡は蒟蒻の産地。

蓮根掘 ( れんこんほ ) る 初冬~

蓮根掘 ( はすねほ ) る  蓮根 ( れんこん )

冬に入り葉が枯れてから、水を抜き掘り始める。大変な作業。八月の盆前に掘るのを「新蓮根」、冬は「蓮根」と呼ぶ。六世紀頃渡米した品種は地中に深く入り収穫は少ない。現在の主流は明治初期に導入し、浅根植で地下茎の肥大性も強い。

泥鰌掘 ( どじょうほ ) る 三冬

冬期に入ると「泥鰌」は泥の中に入る。水を抜き田や沼を掘り起してとる。「泥鰌掘り」は冬の季語。「泥鰌」は夏の季語である。

動物

( わし )  三冬

鷲はワシタカ科に属する大型の総称。高峰に棲息し禽獣を捕食する。鷲は鳥の王。人目につくこと稀。日本には「 大鷲 ( おおわし ) 」「 尾白鷲 ( おじろわし ) 」「 犬鷲 ( いぬわし ) 」の三種類。翼開張は二mに及ぶ。雄鷲より雌鷲の方が大きい。

( たか )  三冬

鷹はワシタカ科の中型の総称。種類は「 大鷹 ( だいたか ) 」「 角鷹 ( つのたか ) 」「 ( はやぶさ ) 」「はいたか」などの猛禽。飛ぶこと早く鋭い爪で鳥を捕える。※鷹狩りは「大鷹」・「隼」で厳しい訓練。

( はやぶさ )  三冬

留鳥で全国に分布。鷹の一種、原野山麓などの森に棲む。体は細長く飛ぶのは極めて速い。最高速度時速三〇〇㎞、急降下は四〇〇㎞。

白鳥 ( はくちょう )  三冬

日本にはシベリア・オホーツクの海で繁殖し、越冬の為に三~四〇〇〇㎞の長旅をして渡って来る。飛ぶ鳥の中で最大級の重量で「 ( おお ) 白鳥」五~十五㎏、「 ( ) 白鳥」で五~一一㎏。冬鳥は晩秋に渡り、仲春に帰る。

( ふゆ ) 鹿 ( しか )  三冬

鹿の夏毛は褐色の地に白い斑点で毛並みも良い。冬は冬毛に生え替る。保護色なので冬毛は灰褐色なにか寂しい。寒い時は体を寄せ合い、春を待つ。

植物

( ) ( )  三冬

( ) 葉散 ( はち ) る  ( ) ( ) ( あめ )   ( ) 葉時雨 ( はしぐれ )

木の葉が散るさまはもの寂しい。この季語は料理の表情かえる。

( ) ( )  三冬

落葉風 ( おちばかぜ )   落葉掃 ( おちばは ) く  落葉焚 ( おちばた )   落葉籠 ( おちばかご )   落葉時雨 ( おちばしぐれ )   落葉掻 ( おちばかき )

落葉樹は冬になると、葉を落し冬の眠りに入る。この葉を「落葉」という。

冬紅葉 ( ふゆもみじ )  三冬

霜や時雨ごとに深みゆく冬紅葉は叉別格の趣がある。「残り紅葉」。

枯葉 ( かれは )  三冬

霜が降る、葉も落ちる、枝に残る葉、草の葉など枯れている葉をいう。場所 ところによって趣が異なる。

山茶花 ( さざんか )  初冬

茶梅 ( さざんか )   姫椿 ( ひめつばき )   小椿 ( こつばき )

霜月、花がなくなる時に咲く。椿に似た花は小ぶり。色は白、淡白、濃紅、紅白交りなど。ツバキ科の常緑高木、「庭園」や垣根に活用。四国、九州では「山野」に自生。

( ちゃ ) ( はな )  初冬

お茶は製茶目的で温暖な地に栽培。花は初冬葉蔭、葉表に直径二㎝程の五弁の白い花は目立たない。円い蕾は可愛い。

行事食

新海苔 ( しんのり )  初冬

初めて市場に出る「走りの海苔」で十月下旬から十一月中旬に出回る。「初海苔」として珍重される。「新海苔」より冬期の方が色・香り共良い。品質は七等級で特等、優等、一等から四等までと等外に分けられる。

浅漬 ( あさづけ )  初冬

大根漬の一種で、生乾きにした大根を米糠と塩で漬ける。 ( こうじ ) を加えることもある。大根に塩をして二・三日で漬けるなど、歯ざわりを楽しむ漬け物。

茎漬 ( くきづけ )  三冬

菜漬 ( なづけ )  お 葉漬 ( はづけ )   近江漬 ( おうみづけ )   酢茎 ( すぐき )

大根、蕪の茎葉とともに塩漬けにしたもの。多少の酸味又よい。滋賀県(近江漬)京都洛北(酢茎)の名ある。漬ける桶を「茎の桶」・重石は「茎の石」という。

酢茎 ( すぐき )  三冬

京都洛北の名産。酢茎(蕪の一種)で葉と共に漬けた茎漬。酸味のある漬物。

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