時候 初冬(11月)~初春(2月)
タラバガニ科に属するカニの一種でカニの形をしたヤドカリ類である。大型種。和名は鱈の漁場で沢山獲れたのでこの名がある。
分布 山陰沖地方から北海道沿岸・オホーツク海・アラスカ・カナダ沿岸まで広く生息し、水深30から360mの砂泥底に棲む。
特徴 甲幅10㎝以下の若いカニの甲羅は丸みを帯び、それ以上は五角形。甲羅・ 鋏脚 ・ 歩脚 とも鋭い突起で覆われており、脚は 鋏脚 、歩脚は3対あり、第5脚は短くて隠れており、 鰓 の掃除に用いられる。
体色 甲羅 脚は黒を帯びた小豆色で裏面は乳白色。最大甲幅は30㎝と大型で、歩脚を広げると1m以上にもなる。
産卵は4月中旬から5月中旬の1ヶ月で浅い海域(30~50m)に集まり、1週間程度雌・雄向き合い、互いにつかみ合い、脱皮直後に雌の第3脚の付け根に生殖孔を持ち、雄の第5脚のつけ根から精紐にある精包を渡す。甲幅15㎝の雌の卵の数は18万粒と多い。抱卵期間は1年間で、孵化後に幼生期を終えて甲幅2㎜程の稚ガニが誕生する。成長は遅く1年目で甲幅は1㎝。5年目で4㎝。稚ガニのうちは浅場で生活。5年目より深場に移動する。生殖活動は10年目から。寿命は30年と長い。
味はズワイガニ・毛ガニの繊細な味に比べると大味であるが親しまれる味で旨い。特に雄の脚の長節は優良品で焼ガニにして楽しむ。
胸肉はおおあじ、雌の脚はやや小さく、加熱すると硫黄分が遊離して缶詰の缶を腐食させる。
雄ガニは高価。雌ガニは安価。雌ガニの内子塩辛は珍味。旬は11月より2月。
漁法 底曳網で漁獲される
料理 焼ガニ 茹でガニ 鍋料理 天婦羅 フライ 和え物 カニ玉 酢の物 混ぜ寿司 炒めご飯 缶詰(加工品)
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