紅楚蟹 ( べにずわいがに )

時候 仲冬(12月)~初春(2月)

クモガニ科に属するカニの一種で形態はズワイガニに似ている。体色で簡単に見分けられる。

分布 日本海側では山口以北、太平洋側では房総半島以北より北海道沿岸、オホーツク海、カムチャッカ半島、カナダに生息。水深250から1200mの泥底に棲む。主生息域は200から600m。

特徴 甲羅は膨らみのある三角形で体表に顆粒があり、体色は全身鮮やかな紅赤色。

雄の甲幅は15㎝、広げると70㎝位と大型で、雌の甲幅は7㎝と小さく、雌は6年から7年で生殖可能となりその後は脱皮しない。交尾は雌の脱皮直後に行い、精液は受精嚢に貯えられる。甲羅の中に内子(卵巣)が成熟し、産卵(産卵数5~6万粒)し、抱卵期間は1年から1年半で孵化放出される。幼生期を経て稚ガニになる。交尾から稚ガニまでの期間は1年半から2年あまり、雌は孵化放出後に次の産卵の準備をする。

雄の成長も遅く、漁獲サイズ甲幅9㎝まで10年を要する。最大甲幅15㎝に達するには15年以上。

主な産地は山陰・北陸・北海道でロシアよりの輸入品も多い。身は水分が多くズワイガニには劣る。ズワイガニの漁獲減少にともない需要が増す。旬は12月より2月。

漁法 底曳網 籠漁で漁獲される

料理 棒肉(各種料理に応用) グラタン 酢の物 茹でガニ 鍋物 焼物

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