時候 晩春(4月)~初秋(8月)
ナマズ科ナマズ属に属する淡水硬骨魚で中骨が硬い。日本ではナマズ・イワトナマズ(美味) ビワコオオナマズ(食材価値は低い)の3種類。東南アジアでは大量に養殖されている。ナマズの関東侵入は江戸中期で北海道へは大正時代と言われている。現在では日本全土に分布。湖沼や河川の中、下流域に棲む。ナマズのナマは滑らか、ズは頭を意味し、皮膚が滑らかで大きい頭の意。
特徴 頭部は 縦扁 (縦に平たく)し、下 顎 が上顎より突出し、後方は側扁し、腹 鰭 はなく、背鰭は小さく、尻鰭は著しく長い。孵化した仔魚は上顎に対し、下顎の二対の 髭 があり成長すると下顎の一対は消失。成体では上下の顎に一対ずつ髭がある。体長は60㎝に達する。体色は緑がかった黒か茶褐色などで、雲状の 斑 がある。
夜行性できわめて貧食。水面近くにいる小魚、蛙など食す。冬季は川底や岩の間に隠れて身動きしない。
産卵 琵琶湖では5月末から6月上旬に田植えの終った田に大挙して侵入し、産卵する。食味はやや泥臭いが白身で程よく脂肪を含む。清水にて泥抜きして料理、皮に独特の風味と旨みがある。旬は春から夏で4月より8月。
漁法 延縄 定置網で漁獲される
料理 蒲焼き 味噌煮 素焼きにして生姜醤油 天婦羅 唐揚げ 味噌汁
養殖ナマズ(アメリカナマズ)洗い 山葵醤油 酢味噌
※イワトナマズ 日本産ナマズの中で最も美味。琵琶湖と瀬田川の岩礁地帯に棲む。黄褐色の斑紋が体全体にある。泥臭さは少ない。蒲焼きが主で、琵琶湖北部、岐阜などで消費。
※琵琶湖オオナマズ 琵琶湖に生息。背部は黒色で斑紋が表われ腹部は純白、オスは小さくメスは大きい。体長1mに達する。独特の臭みがあり、商品価値がない。
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