真昆布 ( まこんぶ ) 山出 ( やまだ ) 昆布 ( こんぶ )

時候 採取 晩夏(7月中)~初秋(8月)

コンブ科コンブ属の褐藻類に属する海藻で、関西人好みの昆布。

分布 南限は三陸沿岸宮城以北から日本海側では青森県鯵ヶ沢の間。北海道では松前白神岬から函館、悪山岬を経て室蘭東部に至る沿岸。水深は7から8mが最適地。2年ものを採取する。別名山出し昆布は山のように出汁が出るから。又は函館の集積地に山を越えて出荷したからの意。

特徴 味は上品な甘味を持ち、清澄な出汁がとれ、関西ではなじみの深い昆布。

形状 葉の縁は波を打ち、葉の中央が盛り上がって、中帯の幅が広い。葉の下部は幅が広く、くさび形で茎につながっている。葉の断面は楕円形である。葉の色は紺褐色をし、葉の長さは2~6mで、幅は12㎝~30㎝と広い。地域に特色がある。

白口元揃 ( しろぐちもとぞろい ) (古部から鹿部の浜)→昆布の王様と呼ばれ、上品で澄んだ出汁。表面は淡褐色で、加工製品としては高級塩昆布。おぼろ昆布の材料。

◎黒口元揃(戸井西部から 椴法華 ( とどほっけ ) の浜)→澄んだ風味のある出汁で評価が高い。加工品には向かない。

本場折 ( ほんばおり ) (西戸井から函館の浜)→沖採りと岸採りに分かれ、沖採りは幅広く長く、岸採りは幅が狭く肉質が厚い。味は黒口元揃と比べ、出汁としては淡白。出汁の他に酢昆布。

真昆布は主に出汁用に使用。加工としては高級おぼろ昆布 高級塩昆布 酢昆布 昆布茶

求肥 ( ぎゅうひ ) 昆布は北海道南部の真昆布を使用。

※昆布は採取後、臭いと磯臭さを取る為、1年から3年 藁布団 ( わらふとん ) で寝かせ熟成させる。

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