冬魚 ( いとう ) 伊富 ( いとう ) 伊富魚 ( いとう )

時候 晩秋(10月)~仲春(3月)

サケ科イトウ属の淡水産硬骨魚。急流を好まずゆるやかな河川を好む。日本の淡水魚の中では最大。まぼろしの魚。美味な魚。

分布 本邦では北海道の一部と樺太、南千島に生息。かつては本州北部にも生息。現在では北海道の東部及び北部の湿地帯のある河川の下流域や湖沼に多く、南限は尻別川に生息。

特徴 幼魚の内はパーマークあり15㎝で消える。全長に比べて体高が低く、体型は細長い円筒形。頭部、背面は扁平し両 ( あご ) は頑丈で歯は鋭い。

体色 背は褐色で体側は銀白色。腹は白色で背と体側に無数の小黒斑がある。体長は1m以上に成長する。記録では十勝川で1937年(昭和12年)に2.1mが残っている。

幼魚のうちは水虫昆虫、落下昆虫を捕食する。成長と共にカジカ、どじょう、ウグイを捕食する。ほとんどは陸封型であるが一部は降海する。サケのように外洋に出て回遊はしない。汽水域、沿岸域で生活する。

成魚になるのに雄は4~6年で45㎝。雌で6~8年で60㎝と遅い。

産卵が近づくと雌より雄の婚姻色は鮮やかな ( あかね ) 色となる。雌が産卵床を作る。

産卵期は4月から5月で産卵後は死なずに何回でも産卵する。

旬は10月より3月で美味。一般には流通しない。絶滅危惧種(北海道条例)。

漁法 釣で漁獲される

※養殖は青森県鰺ヶ沢町、深浦町で行なわれている。

料理 お造り ルイベ フライ 焼物 味噌汁

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