( すっぽん )

時候 仲冬(12月)~初春(2月)

スッポンは 爬虫綱 ( はちゅうこう ) カメ目スッポン科に属し甲羅の軟らかいカメの総称。天然スッポンは絶滅が危惧され流通は養殖が主。甲は平たく丸いので関西では「 ( マル ) 」の呼称で通る。臆病者で寒い所は嫌いな生きもの。高級食材。

分布 本州中部以西で四国、九州、淡水域の川、沼、湖に生息。南西諸島には生息せず持込み繁殖したもの。

特徴 頭部は細長く、 ( ふん ) 部は突出し、鼻孔が開き、 ( あご ) は驚く程強く、噛まれると離さない。甲色は九州地方(淡緑色)、山陰地方(茶褐色)、足は扁平で水かきが発達し、3本の指があり爪は鋭い。成長は遅く、充分成熟するのに20年の歳月が必要。産卵期は6月から7月。日当たりのよい川縁の砂地に穴を掘り産卵数は10から50個。孵化は40日後。日中は水底に潜り、夜行性のため夜活動。食性は甲殻類、ツブ、田ニシを食す。

冬眠期間は11月から4月上旬と長い。

旬は冬期でアクが強いが旨い。

養殖 1866年(慶応2年)静岡県浜名湖で始まり、今日では温泉水や工場排水を利用して養殖。冬眠を与えず期間は2年から3年で1.2㎏まで成長し出荷している。甲色は暗黒色か緑色。雌と雄では雌が高価。旬は12月から2月で濃厚な出汁がとれる。

高級料亭では卵を尊ぶ。

料理 スッポン鍋(関西ではマル鍋) 雑炊 スッポンの ( あつもの )  スッポン唐揚げ 煮凍り

※捨てる所 爪 陰部 ( のど ) 骨 食道管

※天然物は充分にアクを取ること

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