( あじ ) (真鯵)

時候 初夏(5月)~晩秋(10月)

アジ科の海産硬骨魚。マアジ、ムロアジ、メアジなど種類は50種類程である。普通アジと申せば真鯵を指す。体は側扁した紡錘形で尾に近い両側にノコギリの歯のような鱗を俗に「ゼイゴ」と呼ぶ。

分布 日本各地、朝鮮半島、東シナ海にまたがる。瀬つき魚群(キアジ)と沖合を回遊する魚群(クロアジ)がある。キアジ魚群は沿岸性で瀬つきし定着性が強く、体色は黄色・小型で味が良い。産卵は地域により異なるが、4~10月頃で味は2年物の20㎝位が目安。150~200gが美味である。

回遊する魚群のクロアジの成魚は春に北上、秋に南下し、体型は大きく味はキアジより劣る。旬は5月から10月。

『本朝食鑑』(元禄10年1697年)には 駿州 ( すんしゅう ) (駿河国)・ ( ) 州(伊豆の国)・ ( ぼう ) 州(安房国)・ ( そう ) 州( 上総 ( かずさ ) 下総 ( しもうさ ) 国)静岡から茨城を指す、とりわけ6~7寸(18~21㎝)に過ぎず、円肥なものは味わいが、はなはだ香味とある。

漁法 定置網・刺し網・巻き網などで漁獲される

料理 アジの刺身(叩き) なめろう(味噌鱠) あわびの貝につめた山家焼きなどは漁師が船上で作ったと聞く。美味な料理。

塩焼き・干物・唐揚げ・南蛮漬け・すし種、酢〆もよい。

真薯 ( しんじょ ) で作った汁物なども好みの料理。

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