( このしろ )

時候 仲秋(9月)~晩春(4月)

地方名称 高知  メナガ

     和歌山 トサコノシロ

コノシロ科の海産硬骨魚。本邦では宮城以南 新潟以西から九州地方に分布。内湾・河口に群れて生息し汽水域にも入る。回遊はしない。

特徴 体は平たく側扁し、体色 青緑色をし、腹は銀白色 鰓蓋の後方に黒い斑点、背側には小さな黒斑点が並んでいる。

最大体長30㎝に達する。呼称は4段階でシンコ(4~5㎝) コハダ(7~9㎝) ナカズミ(12㎝) コノシロ(15㎝以上)。産卵期は初夏⑸頃である。すし種として、シンコ・コハダの市場価値は高い。コノシロの需要は低い。小骨が多くすし種として価値が落ちる。旬はシンコ(6~7月)コハダ・ナカズミ(10~2月) コノシロ(9~4月)料理法によっては価値が上る。しめて昆布じめとなし、切り方に工夫、骨切りとし南蛮漬、焼いてもよい。

漁法 定置網 刺し網 投網で漁獲される

料理 酢〆 南蛮漬け 焼いて素醤油

伝説の多い魚である。江戸幕府に於いては禁魚扱いで訳は「この城を焼く」ので決してコノシロの焼物はしなかった。

切腹の際には上級武士は鯉の焼物、下級武士は焼物として食膳に供えた(腹切魚)。

又焼き物にすると臭いが・・・敬遠された。

食文化の違いで商人の町 関西では気にせずの考え方。焼物に生姜醤油 しめ物には生姜酢を添える。

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