時候 晩夏(7月)~晩秋(10月)
鯣烏賊はスルメイカ科に属する軟体動物。孵化して産卵するまで1年で寿命終える。
分布 オホーツク海から東シナ海と広く生息し、日本列島周辺の海域に固有の種がある。
日本海沿岸には、生れた時期別に秋・冬・春から夏の3群あり、同じ時期に大きさの違った鯣烏賊が獲れる。一群は秋期(9~11月)生れ。東シナ海北部、日本海南西部で発生。日本海の沖合を回遊し成長、夏から秋に日本海で漁獲する。漁獲高多い。
2群は冬期(12~3月)生れ。東シナ海・九州西部で発生、黒潮にのって太平洋側を回遊し成長、太平洋で漁獲する。
3群は春から夏期(4~8月)生れ。日本海本州沿岸から九州沿岸、伊豆半島周辺海域に発生するが資源量は比較的少ない。
夏から秋に獲れる烏賊は目回り300~330gを選ぶとよい。成長すると 外套長 25~30㎝では400~500gになると大味。春~初夏は小振りな「バライカ」・「ムギワラ」などの呼び名のいかは安価に取引される。オスとメスではメスの方が大きい。旬は7月より10月。
漁法 昔の漁師は漁り火を使った。今日では夜間集魚灯でおびき寄せ、疑似餌を使って釣り上げる、又は定置網等で漁獲される
釣り上げた烏賊を醤油に漬けた沖漬は絶品。
料理 いか素麺(函館名物) 焼物 煮物 酢の物 天婦羅 竜田揚げ(げそ) いかめし
肝臓(ゴロ→関東、フ(附)→宮城)のルイベは左党の珍味。オス白子の酒八方煮も絶品。
干してするめ(須留女・寿留女)には1番と2番あり、1番(剣先・槍いか)、2番(鯣いか)がある。古くから朝廷への貢ぎもの。室町時代では重要な輸出品の一つであった。
この記事は役に立ちましたか?
もし参考になりましたら、下記のボタンで教えてください。

コメント