王鮪 ( しび )   ( しび )

時候 初冬(11月)~初春(2月)

地方名称 三陸地方 シビとは2年魚をいう

本マグロ(黒マグロ)の大型の鮪を王鮪と書く。『今古要覧』(江戸後期文政4年1822年以降)には大なるを王鮪、中なるものマグロ、小なるものメジカと言うとある。目方で表すと王鮪は200㎏以上、マグロ80~150㎏ メジカ(チュボウ)50㎏内外に分けられるが今日では40~50㎏以上をマグロと呼び、シビは死語となる。マグロは江戸時代に於いては価値の高いものでなく、1945年(昭和20年)戦前・戦後まではトロは捨てるものであった。高級になった訳は1965年(昭和40年)以降でマグロの処理の仕方にある。漁獲後いち早く①しめる ②血抜き、③体温を下げる。④流通 にある。鮪の最上は150㎏以上。大きい程価値があり冬期が旬。大とろは口の中で淡雪の溶けるが如く美味。シビは至福の味と表現できる。料理は刺身・ネギマ・ヌタ・汁も良い。大とろならすし種も良いが、塩焼き、照焼き、くわ焼など粋な料理。シビ・マグロの身卸しは、背筋カミ・ナカ・シモ 腹筋カミ・ナカ・シモの12に区分する。

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