( ぶり )

時候 仲冬(12月)~初春(2月)

アジ科に属する海産硬骨魚。沿岸性回遊魚で、温帯を好み、水深100m程度の中層を遊泳し、回遊群は日本海側では東北地方まで北上し春には南下する。太平洋は北海道南部まで北上春に沖合を南下する。

南部水域には瀬付き群がいて特徴は頭が大きく「キブリ」と称し、回遊群の方は頭が小さく肥満形で「アオブリ」と称する。

成魚は最大全長150㎝、体重40㎏の記録がある。通常大きいもので1.2m20㎏とまりである。

特徴 体型は前後に細長く、紡錘型で背は暗黄色、腹は銀白色、その境の体側に淡黄色の縦帯が走っている。

ブリの産卵は東シナ海では2~3月。九州近海では4~5月頃、瀬付は水温20度前後の温暖な海域。

孵化後はプランクトンを食べ、幼魚は藻に寄り添って生活。養殖はこの稚魚を捕獲する。

夏には藻から離れ小魚を捕食しながら成長する。1年目で32㎝、2年目で50㎝、3年目で65㎝、4年目で75㎝、5年目で83㎝位、やっとブリの仲間入りである。旬は冬期で寒ぶりと称する。

ブリは出世魚で成長により名前が変る。

関東では、モジャコ(稚魚)→ワカシ(20㎝前後)→イナダ(40㎝前後)→ワラサ(60㎝前後)→ブリ(85㎝以上・10㎏以上)

関西では、モジャコ(稚魚)→ワカナ→ハマチ→メジロ→ブリ

鰤漁は12~2月で特に盛んなのは北陸で、鰤起しとは雷が鳴ると大漁と言われる。

旬は12月より2月。

漁法 巻き網・定置網。刺し網などで漁獲される

※ブリは大変臆病な魚なため大群をなす。

鰤の食文化圏は北陸・山陰・近畿・中国・四国・九州方面で、正月の重要食材。

料理 西日本では正月になくてはならぬものである。お造り・味噌漬け・焼魚(塩焼き、照焼き)・煮物(ぶり大根)・粕汁と料理が多い。

ブリの吸物。ブリのシャブシャブ。

郷土名物料理では石川県のかぶらずし。

高知県のぬた、寒ぶりを干した巻ぶりなどがある。

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