時候 初冬(11月)~早春(2月)
地方名称 一般 ヒラメ
関西 オオグチガレ
カレ
ヒラメ科の海産硬骨魚。鯛と並ぶ高級魚。
分布 千島列島以南から南シナ海に至る海域。本邦では北海道九州沿岸の水深100mの砂泥底に棲む。
特徴 体型は長楕円形で、著しく平たく、両眼とも左側にあり、口は大きく、両 顎 の歯は犬歯状で強く、背鰭、尾鰭が非常に長く体全体を縁取っている。体色は保護色で砂泥に潜って生活するため周囲の砂泥の色に変る。黒褐色及び淡い灰褐色に小さな斑点が散在する。最大体長1mに達する。
平目の成長は早く、1年魚で16㎝。2年魚で26㎝。3年魚で36㎝。4年魚で45㎝。5年魚で50㎝。6年魚で58㎝になる。1㎏以下をソゲといい安価で味は劣る。3年で成魚になり、3~4年魚で2㎏から2.5㎏、3㎏未満なら身のしまりがよい。平目は夜行性で昼は砂泥地に潜って生活し、夜に活動する。産卵は浅瀬に移動し、4月から6月に産卵する。
淡白で万人好みの魚。旬は寒ヒラメの如く冬期間が旬で卵の未熟の内が美味。特に縁側に価値がある。卵が成熟する仲春⑶から晩春⑷には味が落ちる。旬11月より2月。
漁法 底曳網・定置網 延縄 刺し網で漁獲される。漁場 青森県八戸水揚げ日本一。他に長崎県・山口県・福島県も多い。
下拵え→身をいためない為に柳庖丁で 鱗 をすき洗い(すき引き)。出刃包丁で鱗をごしごししない。
料理 お造り すし種 ムニエル 天婦羅 あらは煮付け
※平目は江戸後期、文化 文政以降に醤油の発展により高級魚の仲間に入る。それ以前は下魚扱い。文化・文政以前はヒラメとカレイの区別つかず、大きいものはヒラメ、小さいものをカレイといった。
※平目資源確保の為に各地で稚魚の放流が行われている。ヒラメの腹側に黒い紋様のものが放流平目でパンダ平目と呼ぶ。
※養殖ヒラメと食中毒 クドア食中毒
養殖ヒラメには病原性が無いと考えられていたが、養殖ヒラメにクドアの病原性が寄生しそれを食べることにより起る食中毒で、一過性で下痢や嘔吐といった軽度の食中毒が報告されている。
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