時候 初夏(5月)~初秋(8月)
ホヤは 脊索 動物門。尾索動物、亜門ホヤ網の海産動物の総称。古くから食用とされたことは、紀貫之の『土佐日記』(935年)・『 類聚 雑要抄』(1115年台盤料理)の献立の中に載っている。歴史の途中忘れ去られた食材で、昭和の初め頃再認識された。現存する生物の中で最も古いといわれ。幼虫の間はおたまじゃくしのように尻尾が垂れて海中を遊ぶうち、岩礁に根をおろし固着生活をいとなむ。原形はパイナップルの身が海中にはえた如く、殻を割るとナマコに似た高い香気がただよう。左党に好まれる食材。
ホヤには真ホヤと赤ホヤの2種類。真ホヤの分布、太平洋側では牡鹿半島以北、日本海側では男鹿半島以北より北海道以南に至る。
特徴 体型は楕円形で全身革状の厚い殻皮で包まれ疣状の突起がある。入水孔「 + 」と出水孔「 - 」は相並んで体の上端に位置する。
入水孔の突起から海水中の有機物を吸入し、成長する。出荷まで3~4年位の歳月を要する。体長は15㎝、幅10㎝の楕円形で、水深30mに棲む。
雄雌同体で産卵は秋から冬。初夏の5月から6月は香気さわやかで身は軟らかく、7月から8月は香気が増し、身が厚くしまって共に美味。ホヤを食した後の水は格別。香気の嫌いな人のために牛乳水に浸して置くのも一案。
旬は5月より8月。
漁法 天然物は潜水漁で漁獲される
料理 お造り ホヤ酢 ホヤ水貝 焼物 塩茹で ホヤご飯
※ホヤの養殖
養殖の発案は明治時代、本格的養殖は東京オリンピック、昭和39年(1964年)以降である。
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